【シルバー・アンド・ブラッドは面白い？】中世×吸血鬼×戦略RPGの新境地を徹底レビュー！

2025年6月26日に全世界同時リリースされた新作ゲーム『シルバー・アンド・ブラッド』。中世ヨーロッパをモチーフにしたゴシックな世界で繰り広げられる、吸血鬼×戦略×ドラマの三位一体RPGとして注目を集めています。

本記事では、「どこが面白いのか？」「どんな人に刺さるのか？」を徹底的に解説していきます。

【シルバー・アンド・ブラッド】どんなゲーム？

本作の舞台は、血を巡る戦争と陰謀が渦巻く中世ヨーロッパ風の幻想世界。人々を襲う“血病”や、宗教国家・吸血鬼勢力の対立が描かれ、「自分は何者なのか？」という問いが、物語全体のテーマとして深く突き刺さってきます。

主人公・ノアは死の淵から目覚め、血の宿命を背負いながら、自身の出自や運命を巡る戦いに巻き込まれていくことに。登場するキャラクターたちは単なる戦闘要員ではなく、ひとりひとりに過去や信念があり、プレイヤーはその物語を追体験していくことになります。

2Dアニメと3D演出が融合した美しいカットシーンも相まって、もはや一本のアニメ作品と呼べるレベルの完成度の高さです。

【シルバー・アンド・ブラッド】ここがおすすめ

王道と裏切りが絡み合う濃密な構ストーリー

『シルバー・アンド・ブラッド』の物語は、一見すると王道RPGのように見えますが、その裏には深い裏切りや陰謀が潜んでいます。複数の勢力、視点を通じて描かれる世界は非常に多面的で、同じ出来事でも立場によって全く異なる解釈が可能です。

味方だと思っていたキャラクターが裏切ったり、敵だと信じていた人物が意外な過去を持っていたりと、プレイヤーの価値観を揺さぶる展開が続きます。このように、単なる善悪の物語ではなく、人間ドラマとしての厚みが強く印象に残るのです。

戦略性の高いバトルシステム

戦闘システムはセミオートをベースにしつつ、プレイヤーの戦略的判断が勝敗を左右する設計になっています。バトルではキャラを前衛・中衛・後衛に配置する必要があり、それぞれの特性に応じて最適な布陣を組むことが求められます。

防御力の高いキャラは前衛に、遠距離攻撃や回復を担うキャラは後衛に、アタッカーは中衛に配置することで効率的に戦闘を進めることが可能です。さらに、スキルの発動タイミングも重要で、キャラが持つ“月相”と呼ばれる属性（新月・満月・残月）をうまく組み合わせることで強力な“死月モード”を発動できるなど、戦略性に深みがあります。

死月モードに突入すると10秒間、キャラ全員のスキルコストが減少し、非常に強力なバフ効果を得られます。このモードを発動させるためには、スキル発動の順番やタイミングの調整が不可欠で、単に強いキャラを並べるだけでは勝てないという絶妙なバランスが魅力です。

育成システムの奥深さ──眷属たちをどう活かすかが鍵

『シルバー・アンド・ブラッド』には50人以上の“眷属”（けんぞく）と呼ばれる仲間キャラクターが登場し、それぞれが固有の背景、スキル、月相を持っています。育成の自由度も非常に高く、レベルアップ・限界突破・スキル強化・装備強化といった成長要素に加え、装備品には“祝福”と呼ばれるランダム効果を最大3つまで付与可能です。

この祝福によって、同じ装備でも全く異なる性能を発揮させることができ、まさにビルドの楽しさを体験できます。また、SRキャラでも限界突破や装備強化を施すことで、SSRキャラと遜色ない戦力に育てることが可能であり、無課金・微課金でもじっくり楽しめる設計となっています。

【シルバー・アンド・ブラッド】みんなの感想

結論｜『シルバー・アンド・ブラッド』は面白い！

ここまで紹介してきたように、『シルバー・アンド・ブラッド』は戦略RPGとしての完成度はもちろん、ストーリー、キャラクター表現、育成要素、ユーザビリティなど、あらゆる面で高水準にまとまった作品です。

ダークファンタジーな世界観に惹かれる人、戦略性の高いバトルが好きな人、キャラクターをじっくり育てたい人、重厚なストーリーに没入したい人──そのどれにも響く、希少な一本。

ダウンロードして損はありません。ぜひ、あなた自身の“血の物語”をその目で確かめてみてください。